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セイルの気まぐれ日記
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再現困難な動画



★☆★ 新着日記 ★☆★

05.19.02:22

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  • 05/19/02:22

02.04.00:18

生命の果実と引越し(カスタード筆)※ネタばれ注意

第1話 サンディ眠りに就く
第2話 サンディこの世に戻る
第3話 生命の果実と引越し


カスタード 筆

★第64週1日★


あれからどのくらい経ったのだろう・・・
サンディは相変わらず幽霊のままで、
今も一緒に「生命の果実の種」を探している。

今日も釣りに出かけたが一向に出てくる様子もない。
公園の周辺や家の周辺で種をいくつか見つけたが、どれもありふれている物ばかりだった。

サンディ  「あれから長い間探したけれど、本当にみつからないわね・・・」
カスタード 「あぁ、本当に生命の果実なんて存在するのかも解らないし・・・」
カスタード 「でも、インディおじさんが入手した事あると言っていたしなぁ」
サンディ  「もう私生き返れないのかしら・・・うぅ・・・」
カスタード 「いや、まだあきらめちゃだめだ!」
カスタード 「そういえば、インディおじさんは確か、釣りをしていたら宝箱から手に入れたって言ってたし」
カスタード 「もしかすると、誰かがどこかで入手して、それを箱に入れて隠したのかもしれない。」
カスタード 「そう考えると、釣りで取れる可能性は少ないから町を念入りに探してみないか?」
サンディ  「でも、もう結構探しまわったよ?」
カスタード 「確かに・・・」
サンディ  「もう探しまわる所なんてないよ」
カスタード 「・・・」
サンディ  「・・・」
カスタード 「そういえば・・・墓場って探したっけ?」
サンディ  「いえ、まだ探してないわ」
サンディ  「薄気味悪いし、あそこに行くとまた墓石に戻されそうな感じがしてたから」
カスタード 「今日は確かサンディは病院に呼ばれてるんだよね?」
サンディ  「うん」

実はサンディは現在、病院で働いている。
なんでも亡くなった方とお話がしたい患者が多いらしく、
サンディはその募集を目にして少しでも多くの人に役に立ちたいと思ったみたいだ。
最近では急な患者が多く、不定期に病院に呼ばれる事がある。

カスタード 「解った、じゃぁ俺がその間に調べに行ってくるよ」
サンディ  「ありがとう。じゃぁそろそろ出勤の時間だから準備していくね」
カスタード 「いってらっしゃい」
サンディ  「カスタードも気を付けてね」
カスタード 「おう」

夜遅くならない様に、早めに墓地へ出かけることにした。

墓地は昼でもあいからず不気味で、入口には死神の像、
中央には池があり、周りに沢山の墓石が並べられている。

サンディの墓石を取りに来た時は、夜中で真っ暗だった為、全く種など見つからなかったが、
良く見ると墓地周辺に沢山の種が落ちているのが確認できた。

周りにある種はいままで見た事ない種がいくつも落ちていた。

moshiya.jpg

とりあえず、片っぱしから種を集めて、持ち帰る事にした。

カスタード 「ただいま」
リンゴ    「あ、おかえりなさい」
カスタード 「あれ?かぁさんは今日は仕事休みなの?」
リンゴ    「ううん、今日はコンサートがあるの」

リンゴ母は実はクラシック界で有名な人で知名度はカナリ高い、
日曜日はいつも休みなのだが、まれに事務所からコンサートのお願いが来る事がある。
そして前にも言ったが料理が上手く、実は他にも趣味で、運動、そしてガーデニングをやっている。

カスタード 「ちょっとお願いがあるんだけど、いいかな?」
リンゴ    「なに?」
カスタード 「さっきちょっと墓地へ行ってきて、変わった種を見つけたのだけど、」
カスタード 「これ、お願いできるかな?」
リンゴ    「確かにこれは変わってるわね・・・」
リンゴ    「3種類あるけど、一個は死の花の種だわ」
リンゴ    「後2種類はちょっと解らないわね、とりあえず植えてあげるね」
カスタード 「ありがとう」
リンゴ    「そういえば、仕事はシッカリ行ってる?」
カスタード 「あぁ、バッチリだよ!今度また昇給する予定なんだ」
リンゴ    「それは良かった!あまり上司を困らせてはダメよ」

そう、以前あまりにも仕事を休んでいた為、カナリ処分を受けてしまった。
その為、今ではその分働く事にしている。
今では以前と同じ階級にいる。

それから数時間が経過し、サンディが帰って来た。

サンディ  「ただいま」
カスタード 「おかえり」
サンディ  「どうだった?種見つかった?」
カスタード 「うん、それらしいのは見つかったよ。」
カスタード 「しかも、かぁさんが見た事ない種2種類も!」
サンディ  「よかった~」
カスタード 「後は、成長するまで見届けるしかないね」
サンディ  「そうね!」
リンゴ    「ただいま」
カスタード 「あ、かぁさんおかえり!」
カスタード 「いまね、今日植えた植物の話してたところだよ」
リンゴ    「ごめんなさい、今はお話したくないの、ごめんね」

かぁさんはいつもコンサート終わった後スッキリした顔で帰ってくるはずなのに、
なぜかこの日は違っていた。
この時、なんとなく嫌な予感がしていた・・・



★第64週2日★

今日は朝から食事前に一本の電話がかぁさんの携帯電話にかかってきた。
・・・(プルルルル、プルルルル)
・・・(ガチャ)

リンゴ   「はいリンゴです。」
リンゴ   「はぁ、またあなたですか・・・もうかけないで下さいって言いましたよね?」

なんか、あまり良くない人から電話が掛かってきたのだろうか、
昨日機嫌が悪かったのは、もしかすると今掛けてる人と関係がありそうだ。

リンゴ   「もういいです。」
リンゴ   「そこまで言うのでしたら、こちらから出ますので」

出ます?出ますってどういうことだろう。

リンゴ   「さようなら」

・・・(ガチャ)
リンゴ   「あなた、明日になったわ」
オレンジ 「そうか、まぁ仕方ないな、どっちみち居づらくなってきた所だし、例の装置で行くか」
リンゴ   「じゃぁみんなに伝えるわね」
オレンジ 「おう」
リンゴ   「みんな、食事中だけど、聞いて!」
リンゴ   「明日、バックアップワールドへ引っ越す事になったわ」
ALL   「ええええっ」
リンゴ   「理由は、昨日エリアスキキ、つまり前雇っていたメイドがしつこく侮辱してきた事」
リンゴ   「それとこの町が現在不調和になっている原因が家にあるらしいの。」
リンゴ   「そういう訳だから、明日までに各自支度してね」

バックアップワールド、つまり過去へタイムスリップみたいなものだ。
但し、タイムスリップのお約束である同じ人物が二人存在する可能性と、
同居人以外の人との関係が切れる事だ。
職業に関しては今までどうり継続できる。
もちろん、家とお金に関してもそのまま移動される仕組みである。

町の不調和、これは極まれに発生し、一時的に時が止まる頻度が増えるらしい。
詳しい事は解らないけれど、父が詳しい。

エリアスキキ、俺が生まれる前からいたメイドで、父さんとかぁさんは既に結婚しているにも関わらず、
しつこく誘惑した事がありプリン家のブラックリスト入りになっている女性だ。

カスタード  「質問してもいいかな?」
リンゴ     「うん」
カスタード  「例の種については問題ないんだよね?」
リンゴ     「家ごと移るから大丈夫よ」
カスタード  「それと、サンディの家はどうなるの?」
リンゴ     「それに関してはサンディさん次第よ」
リンゴ     「前にもサンディさんとお話したんだけど、」
リンゴ     「彼女は複雑な家系に育ってるから、やり直すのも一つの手かもね」
リンゴ     「それと、サンディさん」
サンディ   「はい」
リンゴ     「もしサンディさんが望むならば過去の家系を調整してもらう事が可能だから考えといてね」
サンディ   「・・・」

サンディはこの時頭を抱えてとても悩んでいた・・・

サンディの複雑な家系だが、母モリー フレンチ(旧姓)は実は2回結婚していて、父は行方不明。
一回目の父との子供がサンディことサンディ フレンチ(旧姓)になる。

その後2回目の結婚相手が、レイトン セキモトといい、
その間に生まれた子供が、サム セキモトという。

サンディ フレンチ(旧姓)とサム セキモトは継兄弟にも関わらず、結婚してしまった。
一話目で許婚と書いたが本当は結婚していたらしい。
あれから俺はサム セキモトにも一度出会い、問い詰めた所やはり事実らしい。
しかも帰り際に「元夫が宜しく言ってたと伝えてくれ」と言ってきたし・・・
その後タコ殴りにしたのはいうまでも・・・

そういう訳でサンディは複雑な関係にあり、それをリセットするにはいい機会なのかもしれない。



★第64週3日★

ついにバックアップワールドへの引越し当日になった。
サンディは昨日と違って、何か決断したような目をしていた。

サンディ  「おはよう」
カスタード 「おはよう」
カスタード 「昨日はよく眠れた?」
サンディ  「うーん、実はあんまり・・・」
カスタード 「でも、決心出来たみたいね」
サンディ  「うん、私やっぱり家族をリセットしたい」
カスタード 「そっか、解った。」
カスタード 「それと、もうひとつ聞きたい事あるんだけど、、、」
サンディ  「なに?」
カスタード 「その・・・サム セキモトはどうするの?」
サンディ  「・・・そうね、もちろん連れて行く事は出来ないわ」
サンディ  「一度は愛してしまったけれど、私にとっては今、大切な人がいるし・・・」
カスタード 「そうか、ありがとう」
サンディ  「ふふ」
サンディ  「じゃぁ、私オレンジさんに伝えてくるね」
カスタード 「うん」

サンディは微笑みの裏側にちょっと曇りがあった。
まぁ一度結婚した人をそんなにすんなりとお別れ出来るはずがない。
これから少しづつでも癒してあげられるように傍に居ようと思う・・・

リンゴ    「じゃぁそろそろ出発するわよ」
ALL     「OK!」
オレンジ   「では、バックアップワールドへ移動開始!」

そしてバックアップワールドへ移動することとなった。
この後大変な事件が起きる事もしらず・・・

=======================================

主ことセイルです。
お久しぶりです。

皆さんはもうワールドアドベンチャー買いました?
海外にお出かけ出来るのは楽しいですよね!

つい遊びすぎてしまって日記を放置してしまいました・・・
本当にすみませんorz

実はもう別荘も建てちゃった感じですw
そのくらいハマってしまったというか・・・
なんというか・・・

その話題は次にするとして。
今回のお話はようやく、、、といっても大分前になるのですが、生命の果実の種見つかりました。
ご協力頂いた方、この場を借りまして本当に有難う御座います。

やっぱり墓地ですね!
つまり神々の料理セットは全部墓地!
これで決定ですねw

それと話の最後の方にバックアップワールド、
そしてサンディの家系について書いたのですが、
現実的に言うと町が重くなったので新しい町を作って引っ越しさせたという事です。
その際にサンディの家系図を見たのですが、近親婚してると思いませんでした。
始め家系図をみて理解ができませんでしたよ。
だいたい継親(ままおや)って言葉も知らなかったですし、IMEじゃでないしw

そして、この引っ越しですが、実はこの後大変な事が起きます。
これを解決するのに試行錯誤させられました。
同じ状況になる人は少ないと思いますが、
動画も撮ってるので今度UP出来たらなぁと思ってます。

詳しくは次回ということでw(ニヨニヨ

でぁまたノシ
(文字ばかりでごめんね、SS撮る癖付けないとorz)

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